Q.インサイドC2G2000について

インサイドC2G2000についてよくある質問をまとめています。
※エステティシャンの皆様向けの回答です。

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Q C2G2000の各成分の配合量は?
A 企業秘密につき回答出来ません。

Q 賞味期限は?
A 製造日から2年間です。

Q インサイドC2G2000と一緒に食べてはいけない食品やサプリメントはありますか?
A インサイドC2G2000に含まれている成分は、基本的に全て食品素材です。つまり、常識的な範囲であれば、どんなに多く摂取しても、またどんな食品やサプリメントと併用しても、トラブルが発生しないのが特徴です。これはカレーとラーメンを一緒に食べてもトラブルが発生しないのと、ある意味同じです。

Q ビタミンCは、何故摂取してすぐに効果が無くなってしまうのでしょうか?
ビタミンC(以下VC)は、酸化還元作用が非常に強い成分である為、摂取後、あっという間に様々な成分と反応を起こします。酸化還元反応を起こすとVCが酸化され、効果は失われます。その為VCは摂取してすぐに効果がなくなってしまうのです。

Q VCを摂取して肌が乾燥することはありますか?
A VCは、摂取することでコラーゲンの産生に寄与する事が広く知られている成分です。コラーゲンが増加するということは保湿性が上がることを意味しており、乾燥することは考えにくい。特にターンオーバーのサイクルを3回(約3ヶ月)使用した場合のコラーゲンの増加及び美白効果は非常に高く、VCによる潤い効果は高いです。

Q AA2Gが組織に取り込まれるまでの流れは?
A AA2Gが口から摂取されると、口、胃、小腸などに存在するαグルコシダーゼによって徐々にL-アスコルビン酸に戻され、小腸から吸収されて血中に入り真皮等に運ばれます。
※AA2Gの状態では腸から吸収されないと思われます。

Q AA2GとL-アスコルビン酸の安定性の違いは?
A L-アスコルビン酸は安定性が非常に悪い(酸化しやすい)為、ほとんどのL-アスコルビン酸入りの化粧品やサプリメントは、使用する頃にはいくらか分解されてしまっている。AA2Gは非常に安定性が高い為、使用する際にもほぼ100%が残存しています。

Q AA2Gはどのような分野で使用されていますか?
A AA2Gは「良く溶けて」「安定していて」「効果がある」ことから、国内外の大手化粧品メーカーで広く使用されています。

Q 壊血病とは何でしょうか?
A ■原因と治療法
ビタミンCの欠乏によって生じる。ビタミンCは体内のタンパク質を構成するアミノ酸の1つであるヒドロキシプロリンの合成に必須であるため、これが欠乏すると組織間をつなぐコラーゲンや象牙質、骨の間充組織の生成と保持に障害を受ける。これがさらに血管等への損傷につながることが原因である。
ビタミンCの投与を行うことによって治療できる。
■成人の症状
脱力や体重減少、鈍痛に加え、次のような症状が見られる。
・皮膚や粘膜、歯茎の出血およびそれに伴う歯の脱落、変化
・創傷治療の遅れ
・低色素性の貧血
・感染への抵抗力の減少
・古傷が開く
ただし、これらの症状は3-12か月に及ぶ長期・高度のビタミン欠乏でないと生じない。
■歴史
16世紀から18世紀の大航海時代には、この病気の原因がわからなかったため、海賊以上に恐れられた。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見の航海においては、180人の船員のうち100人がこの病気にかかって死亡している。1753年にイギリス海軍省のジェームズ・リンドは食事環境が比較的良好な高級船員の発症者が少ないことに着目し、新鮮な野菜や果物、特にミカンやレモンを摂ることによってこの病気の予防が出来ることを見出した。
ビタミンCと壊血病の関係が明らかになったのは、1932年のことである。

Q アスコルビン酸の名前の由来は?
A a(anti=抗)scorbic(scorbutic=壊血病の)acid(acid=酸)
“つまり壊血病を防ぐ因子”というのが名前の由来。
アスコルビン酸は、近年美白効果が大きく取り上げられて来たが、もともとコラーゲン生成の為になくてはならない成分である事が古くから知られている成分。
アスコルビン酸(vc)は人間の体内で生成する事が出来ない成分である為、常に摂取し続けなければいけない重要な成分です。

Q コラーゲンが産生される為には、何故VCが必要なのか?
A コラーゲンは、複数のアミノ酸「-グリシン-プロリン-ヒドロシキプロリン-」が繰り返しつながったもの(ポリペプチド鎖といいます)が、3本鎖の形で結合して形作られています(これをコラーゲン細線維といいます)。
そしてこの3本のポリペプチド鎖の結合(架橋)は、「ヒドロシキプロリン」が水素結合を作ることで形作られています。
「ヒドロシキプロリン」はプロリルヒドロキシラーゼ(酵素)によって、プロリンにヒドロキシル基が導入されることによって生成されますが、この酵素が働く際に補酵素として働くのが「L-アスコルビン酸(ビタミンC)」なのです。その為、L-アスコルビン酸の不足はヒドロシキプロリンの不足につながり、不完全なコラーゲンが生成されます。そして最終的には壊血病の症状が現れます。

Q AA2Gの特許の内容は?
A 林原生物化学研究所はAA2Gの製法に関する特許を持っている。これは2009年3月が期限。また、使用用途に関する特許の有効期限はさらにプラス1年である。

Q 海洋性コラーゲンペプチドの原料は何か?
A タラ目(もく)の魚(タラ1種では無い)。

Q N-アセチルグルコサミンとグルコサミンの違いは?
A N-アセチルグルコサミンもグルコサミンも、共にエビやカニの外骨格から抽出されるが、製造の工程が異なる。グルコサミンは塩酸を使って一気に反応させて製造するが、N-アセチルグルコサミンは主に酵素を使って時間をかけて分解していく。その為、N-アセチルグルコサミンは自然界にある構造のままであるのに対して、グルコサミンは反応の過程で一部の構造が変化してしまっている。
グルコサミンを摂取すると、体内の酵素の働きで一度N-アセチルグルコサミンに変化し、その後ヒアルロン酸の生成等に利用される。これとは異なり、N-アセチルグルコサミンは、そのままヒアルロン酸の生成に利用できる為、非常に効率が良い。
N-アセチルグルコサミンの生成方法は原料メーカーが特許を持っていた(今は切れてます)為、市場では、まだ珍しい成分です。

Q 低分子のヒアルロン酸として販売されている成分とN-アセチルグルコサミンはどちらが吸収されやすいですか?
A ヒアルロン酸はN-アセチルグルコサミンとD-グルクロン酸が交互に結合した物。
2つの成分の結合数が比較的少ないものが低分子ヒアルロン酸であるが、N-アセチルグルコサミンは、ヒアルロン酸の構成成分の最小単位である為、圧倒的に分子量は小さい。
その為、N-アセチルグルコサミンの方が吸収が早いと考えられます。

Q メイン成分名「C2G-ratio」とは?
A 「VitaminC」「Collagen」「N Acetyl Glucosamine」「ratio(比率、割合)」を組み合わせてリツビがつくた名称です。AA2G(ビタミンC)、フィッシュコラーゲン、N-アセチルグルコサミンがバランスよく配合された成分であることを意味しています。

Q 商品名「C2G2000」の語源は?
A 有効成分「C2G-ratio」が1袋あたり2000mgも配合されていることを意味しています。

Q コラーゲンを摂取すると、何故コラーゲンが生成されるのか?
A コラーゲンを食べると、血中に微量のコラーゲンジペプチドやコラーゲントリペプチド(共にコラーゲンの一部)が検出されます。この状態になると、人間は「自分の身体の一部であったコラーゲンが流出しているのではないか?」と誤認し、線維芽細胞に対してコラーゲン生成を促す指示を出すのではないかというのが、現在有力とされている説です。

Q N-アセチルグルコサミンは、どのようにしてヒアルロン酸になるのか?
A N-アセチルグルコサミンを食べると、腸から吸収されて血中に入り、全身の線維芽細胞に運ばれます。そこで複数の酵素の働きによって、N-アセチルグルコサミンやグルクロン酸が材料となり、ヒアルロン酸が材料となり、ヒアルロン酸が形成されるというのが、現在有力とされている説です。

Q C2G2000を食べ始めたら比較的大きな吹き出物が出来たというお客様がいるが、因果関係は?
A 主成分であるC2G-ratioの製造メーカーに確認したところ、「全ての成分のメーカーや取扱業者に確認しましたが、ご質問いただいたような事例(吹き出物が出る)はありません。各社非常にしっかりとした企業であり、それぞれの会社で安全性のデータはきちんと取っているので、基本的に皮膚刺激性は無いと認識しています」との見解でした。
こういった状況から、様々な要因(体調、ホルモンバランス、気候の変化、最近使用した化粧品等々)により、たまたま同時期にトラブルが発生した可能性が極めて高いと思われます。

Q C2G2000に配合されているビタミンCの量は、他の食品で例えるとどれぐらいの量なのでしょうか?
A 多くの食品やサプリメントにおいて「レモン何個分のビタミンC」という表現が用いられますが、このときレモン1個分のビタミンCは20mgに換算されます。
C2G2000一袋には160mgのAA2G(持続型プロビタミンC)が配合されており、一袋食べていただくと、レモン8個分近いビタミンCが摂取できる計算になります。但し、C2G2000にAA2Gを配合している一番のメリットは、その配合量では無く、長時間、効率的にビタミンCを利用できる事です。

Q 喫煙者がC2G2000を摂取した場合の効果の実例があれば教えてください。また、喫煙者は摂取量を増やした方が良いですか?
A 喫煙によってビタミンCが破壊されることは非常によく知られております。これは、喫煙によって体内で発生する活性酸素や煙の中に存在する活性酸素を消去する為にビタミンCが使用され、酸化されてしまうことが原因です。つまり、肌を作る為に働く前に、多くのビタミンCが失われてしまうということです。その為、喫煙者が非喫煙者と同等のビタミンCを体内に蓄える為には、約2倍のビタミンCの摂取が必要であるとも言われています。
リツビや原料メーカーで行ったモニタリングでは、喫煙者の方にも非常に良い結果が出ていますので、決して喫煙者には効果がないというわけではありませんが、喫煙者が非喫煙者と同等の効果を望むのであれば、C2G2000の摂取量を増やす必要があると考えられます。
但し、喫煙による影響は喫煙量等によって大きく変わる為、喫煙者に対するC2G2000の推奨摂取量を示すデータはありません。

Q グルクロン酸を摂取できる食べ物はありますか?
A 山芋、里芋、オクラ、海草類、納豆、モロヘイヤなどのネバネバした物質をムチンといいますが、この物質を摂取すると、消化吸収され、肝臓でグルクロン酸が作られます。

Q ヒアルロン酸を摂取できる食べ物はありますか?
A メーカーからは健康食品・サプリメントとしてヒアルロン酸の経口摂取を謳った商品が存在するが、ヒアルロン酸の経口摂取に関する科学的実証結果はありません。経口摂取によって軟骨やマトリックス組織に補充されるという考えは、生化学者の大半が否定するとの回答を頂いています。

Q C2G2000を凍らせた場合、効果に影響はありますか?
A C2G-ratioの主成分は、凍らせても効果は変わりません。

Q C2G2000のカロリーはいくらですか?
A C2G2000の内包一袋(12g)あたりのエネルギー量は、14.28kcal(キロカロリー)です。
C2G2000は、砂糖と比較して約1/2のカロリーしかないと言われるマルチトールを使用しています。

Q C2G2000のカテゴリーは「機能性食品」ですか?
A 法律上は、「機能性食品」ではありません。「機能性食品」は、厚生労働省によって有効成分ごとに配合量の範囲が決められており、これより多くても少なくても「機能性食品」にはなりません。
一般的には「健康食品」と呼ばれる商品にあたりますが、「健康食品」という名称は通称であり、法的なカテゴリーではありません。

Q C2G2000の摂取によって「コラーゲンアレルギー」の症状が出る場合がありますか?
A 魚や肉という食材のほぼ全てに「コラーゲン」が含まれていることを考えると、コラーゲンを摂取する事によって大きなトラブルが発生する可能性は極めて低いと言えます。但し、体質は人それぞれ異なる為、絶対にトラブルが発生しないとも言えません。もしトラブルが発生した場合には摂取をやめて、お医者様にご相談されることをおすすめします。

Q 「鉄分とグレープフルーツを一緒にとらない方が良い」と聞いたことがあります。現在医師から鉄分のサプリメントを処方されていますが、C2G2000を併用しても大丈夫ですか?
A VCは鉄吸収を促進する為、この二つの成分の組み合わせは栄養学的には非常に優れていると言えます。その為、VCを鉄補給食品に添加する試みがなされてきましたが、VCは鉄共存下で酸化分解される為、両者の併用は困難でした。ところがAA2Gはこのような問題を生じない為、鉄補給食品との組み合わせに大変適した成分であると言えます。